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キャッチコピー事例をご紹介

https://youtu.be/dCIesrMoNWI


参考書籍 毎日読みたい365日の広告コピー
https://amzn.to/40AXnKx
※Amazonのアソシエイトとして、ICHIRO.design は適格販売により収入を得ています。

動画原稿


どうも、田中一郎です。
今日、この動画を一本目として、YouTubeチャンネルを開始したいと思います!
このチャンネルでは”デザイン思考実験室”と題しまして、皆様にアイデアの作り方や思考の作り方をご紹介していきます。
それでは早速参りましょう!

みなさん、キャッツコピーって難しいですよね。せっかくいいものを作ったのに誰にもみてもらえない。そんなもどかしい気持ち、とてもよくわかります。ということで、


今回は、“優秀な”キャッチコピーを皆さんと一緒に閲覧し、アイデアを作る際にとても参考になる事例をバンバン紹介していきます。

それではさっそくやっていきましょう。

本日扱う情報源は、この「毎日読みたい365日の広告コピー」です。

この本はとても面白くてですね。1月1日から12月31日まで、その日にぴったりあった広告を紹介してくれるという本です。
“広告”っていうと、いらないものを無理やり進めてくるような嫌なイメージがあるかと思いますが、取り上げられているものはそんな広告ではありません。どれもがおもしろいです。

ただ、この動画では本の紹介っていうよりは皆様にアイデアの種を提供することを目的としていますので、この構成に合わせてお話をするというよりは、広告のキャッチコピー事例を紹介していく形になります。

最後にもう一度、この本のご紹介をしますので、まずは早速中身を見ていきましょう。

まず一つ目、

「練習では私がないて、発表会ではママが泣く」

いいですねー。ピアノ教室のポスターに使われたキャッチコピーらしいです。この一文だけでストーリーを感じますよね。少し感動すらします。
ただ、練習も楽しくやれた方が実際は子供ってぐんぐん伸びるものですよね笑 って感じはします。野暮ですが。

子供からしたら楽しく、大好きなピアノを練習したいと思っているでしょう。あくまで親がこの広告を見て、ちょっと感動して、自分もその体験をしたいな、って思って、嫌々でも子供を無理やりピアノ教室に通わせる、というストーリーもある意味感じますよね。

とはいえ、広告としては、ピアノ教室へ通う人間を集めることができるであろう優秀なキャッチコピーだし、ぱっと見とても感動はします。私はとても良いキャッチコピーの事例だと思いますが皆さんはどう感じたでしょうか。

それでは次、

「辛い恋なら逃げちゃいなさい。どこへ走っても未来なのだから」

これもいいですねー。“逃げる”ってマイナスな印象を抱く言葉ではありますが、逃げることだって行動を起こすことですからね。それもまた前に進むことなんだと、勇気をもらえるキャッチコピーですよね。素晴らしいです。

こちら、なんの広告かというと【IZAKAYAようこ】の広告らしいです。ちょっと私どんなお店なのか存じ上げませんが、なんだか頼り甲斐になるママさんがいるバー、みたいな空間が浮かんできますよね。もしくは新宿二丁目に佇んでいるゴリゴリのマッチョがいるゲイバー、ですかね。

それでは次、

「ち、のち、いのち。 献血でつながる命があります。」

うますぎる!!ち、のち、いのち。もう忘れないというか、何度も頭で復唱してしまうリズム感と、視覚的にも素晴らしいテクニックがありますね。“ち”に”の”を加えて”のち”。“のち”に“い”を加えて“いのち”。そして、“献血でつながる命があります”と。おしゃれですねー。こちらの広告クリエイターが安藤麻里さん。これを思いついた時相当気持ちよかったでしょうね。もう、なんだろ。献血に行ったんですかね。わからんけど。すごいですね。自分も考えてみたいと思います。 命、後、血。

はい。次、

「42.195キロ。私には、理想の体重に見える」

面白いですね。クスッとします。ランニングサポートのポスターに使用されたキャッチコピーらしいです。ちなみに、このクリエイターは味村恵三(みむらけいぞう)さん。男性ですね。やっぱり男か、と思いましたか?またどうせ、男子は女子に体重見過ぎー!とかいう声があるでしょうけど、私は思うんです。そもそも絶対女性って自分の体重を教えてくれないですよね。そしたらですよ、我々は自分の体重を公開しているような痩せている女性の体重しか情報を得られないわけですよ。そしたらもう、女子って全員42キロですね。

はい、次、

「20代の投票率は35%。60代の投票率は75%。あなたが政治家ならどの世代に向けた政策を打ち出しますか?」

いやー、ゾッとしますよね。そりゃあ、“国民の意見を聞く政治家”なのだから高齢者寄りの政治になりますわな。そう考えると、選挙にも行かずになんとなく日本の将来に文句を言ったりするのは、トンチンカンな訳ですね。

ちなみに、1945年まで日本は女性に投票権がなかったらしいですよ。ついこの間ですよ。おそらく、この女性にも投票権が与えられた時は本当に盛り上がったでしょうね。それがいまや、ですよ、、、。というわけで、センキョニイコウ!

「「ヤマダ!すごい発見をしたよ!三日坊主にならない方法だよ!」「なになに?」「四日やるんだよ!!」1教科4日間から」

面白いですね。結構好きですね、私は。栄光ゼミナールってけっこうCMにこだわっている感じがしますよね。これって、栄光ゼミナールが三日坊主にならないようにならないように1教科4日間から、を作ったのか、クリエイターがこれを提案してそれを栄光ゼミナールが採用したのか、どっちなんですかね。どっちにしてもすごいですけど。たまにクリエイター側から提案した、っていう話もあってそれってめっちゃすごいですよね。

はい、次。

「生まれ変わるなら、生きているうちに。」

たしかに!そりゃそうですよね。来世にかけるなんてあやふやなものじゃなくて、今変わろうよ!っていうなんていうか、ハッとしました。

はい、次。

「世界の食糧の約1/3は、ただ捨てられるために作られている。」

これは、衝撃の話ですよね。もったいなすぎ!けど、流石に食べようとして作ってるんじゃないの?って思いましたが、確かに、商品が売り切れになってしまって販売機会をのガスよりも、それを防ぐために大量に仕入れて多少の損失を出しながらも売り上げを伸ばす、っていう方法はよくある話ですよね。なんか怖いです。うまいことできないんですかね、我々は。

この広告を作ったのが凸版印刷らしいです。どういう意図だったのでしょうかね。わかりません。わかりませんが、印象には残る広告でした。考えさせられる系ですね。

はい、次。

「蚊が血を吸い始める気温15℃。 5月は、とっくに危険です。」

へえ、、、夏のイメージなのに、、、まじ蚊。 なんつってね。
これは蚊取り線香の広告キャッチコピーですが、これだけで買いに行くかな?ってちょっと感じましたね。個人的には、結局、蚊に困らされてから対処に入ります。なんなら我慢します。そんな感覚はみなさんも同じなんじゃないかと思います。が、自分じゃない誰かのためを思う人、とかには結構響くかもしれませんね。赤ちゃんがいる家庭とか、結構気にするものなんじゃないでしょうか。そういう意味で、このキャッチコピーはビジュアルがどのようなものになるかがかなりのキーポイントになる気がしました。

はい次、

「肌は、私がみるより、誰かが見る時間のほうが長い。」

そうですよねー。いきなり怖い話ですか?って思いますよね。とても印象的なキャッチコピーです。

ただ、あなたの肌を一番気にしているのはあなたですよ。ってことも私は言いたいです。あなたの肌を一番みているのはあなたじゃないかもしれないけれど、あなたの肌を気にする人は意外とそんなにいません。とはいえ、私の考え方じゃ広告にはならないので、

例えば、

「肌は、私がみるより、誰かが見る時間のほうが長い。」ですが、あなたの肌を気にしているのは結局あなた。周りを気にする必要はありません。ただし、あなたの肌の面倒を見れるのはあなただけ。っていうニュアンスにするとどうでしょうか。これで、よりゾッとする怖い話になりましたよね。

っていうのは冗談で、これで納得感も増えますし、スキンケアをしなきゃって、いう気持ちがより高まるのではないでしょうか。

はい、次。

「目を閉じてから見える色がある。音色です。」

これはー、、。うまいことを言っているけれど。。うまいことを言おうとしすぎている感が滲みでているかな、って感じがしますね。ドヤ顔が眼に浮かびます。いや、実際うまいこと言っているんですけどね。それ以上に、うまいこと言ってるでしょ、って感じを押し付けられている感覚があります。だって、目を閉じてから見える色は真っ黒だもの。

たまに、そういう広告はありますよね。ちょっとこっちまで恥ずかしくなるようなやつ。ただ、アイデアを出すってそういうことが必要なんだとも思います。そういう世の中にしないと、発言をすることに勇気が必要になってしまいます。という意味で、この広告が世の中に放り出され、発言のレベルを広げてくれたことは、感謝ですね。

はい、次。

「帰省の人はすぐにわかる。なんでもない景色を、見る目がやさしい。」

いいですねー。なるほどって思うし、ちょっと感動しますよね。ストーリーを感じられてすぐに自分にも置き換えやすくてパッと理解ができる。そんなキャッチコピーは掃除て素晴らしいですね。これは長崎バスの広告らしいです。この広告を喋っている人がバスの運転手だったら、もうめっちゃ萌えますね。素晴らしいです。

はい、次。

「先輩の背中を見て学ぶ。そんなヒマがあったらすぐに訊け。」

いい言葉ですねー。これもストーリーがパッと理解できて自分に置き換えることができますよね。先輩のいない人生ってなかなかないですからね。

これは大谷製鉄の広告で使用されたキャッチコピーだそうです。、、、そう考えると企業のイメージアップのために使われているとしたらなんかー、ちょっと心にモヤモヤが出てきました。そんだけいい会社ですよー!ってことですよね?これ。そうなるとな。。だって、大谷製鉄の広告なのにしっかりと広告制作は代理店がやっていてその代理店が電通らしいですからね。なんか、そうなると、、作られてますねー。一見いい広告でした。

はい、次。

「困ってからではなく、困る前でも相談できるのが上司だ。」

なんか、これもさっきと似ていますね。こっちは三菱UFJニコスの広告で制作は博報堂らしいです。うーん。まあ、それは仕方のないことでしょう。先ほど、広告を自分たちで作らないことへの批判は済んだので広告自体の話をします。

「困ってからではなく、困る前でも相談できるのが上司だ。」まあいい言葉ですよね。いい上司です。これは個人的な話ですが、困ることが発生したらもう上司には相談したくないです。隠したいです。私は。普段から、なんでも事前に相談しろよーとか、言ってくれる上司だったとしたら、なおさらミスった時は怖すぎますよ。絶対、なんで相談しなかったんだ!って言われますからね。一番怖いわ。ただの感想になってしまいました。

綺麗なことをいう系のキャッチコピーは作るのが結構難しかったりしますよね。ぱっと見はとてもいいこと言ってるんだけれどもー、ってなりがちかもしれないと、思いました。

はい、次。

「別腹などない、ということを私の下腹が教えてくれました。」

このぐらいストレートだと安心しますね。言葉の選び方も面白いですし。スピード感があって記憶に残ります。実際のキャッチコピーにおいてそれってとても大切なことだと思います。素晴らしい事例ですね。

はい、次。

「あなたの思い出す私の顔が、いつも笑顔だといいな。」

あー、これもいいこと言おうとする系の広告ですね。まあ、綺麗な詩?って感じでしょうか。けどまあ、じーんと、きますかね、?

次行きましょう。

「学術上、クマンバチは飛べない。それを知らないから飛べるんだって。」

これは知識系の広告タイプですね。知らなかった、という感覚を利用して印象に残す手法でしょう。っていうか、この豆知識、、どういうこと?!って本気でなりますね。ていうかその学術そもそも間違ってない?!まあインんショウには残るけども、疑問が勝つわ。

はい、次。

「帰省ラッシュ。それは親を思う子どもたちの行列です。」

これはー、どういうことでしょうかね。。、
子を想う親たちの行列、じゃなくて、、?

ん、どういうこと??誰か教えてください。

さて、次が最後の事例です。

「諦めが悪いと先生に褒められた。」

これは、私はとても好きですね。姿勢が悪いぞ、とか、言葉遣いが悪いぞ、とか、「〇〇が悪いぞ」なんて怒られている時にしか聞かないような言葉だけれど。それを「褒められた」っていう表現で一気いい意味にして印象を残していますよね。このフレーズは私も是非積極的に使って行きたいと思います。「顔が悪いぞ。と褒められた。とかね。

はい、それではこれで優秀なキャッチコピーのしょうかいを終わります。どうでしょうか、キャッチコピーっていうのは何かを作った時にそれを人に知らせる、とても重要なテクニックになりますからね、ぜひ参考にしてみてください。

もう一つ、そもそも何がいいもので悪いものなのかわからない、という人もいるかと思います。そういう方は審美眼が育っていないからだと思います。

審美眼っていうのは何に価値があるか識別する能力を指すのですが、それをじっくり育てていくことが必要です。簡単な審美眼の育て方は、見たものにランキングをつけていくことです。無理矢理でも構いません。ほんと、なんとなく、これがいいかなって思ったものを3つあげてその中で順位をつけてみてください。そうすると、自分の中での「おもしろい」の系統が明確化されて、良いもの、悪いもの、がわかるようになってきます。ぜひ、皆さんもこの動画ないで面白い、とおもったキャッチコピーのランキングを作ってコメント欄で共有してみてください!

それでは最後に、冒頭でもご紹介しましたが、今回、この「毎日読みたい365日の広告コピー」というものを参考にしています。まあ、この本も世の中に出た広告をまとめているものではあるのですが、それを365日それぞれに当てはめている、という面白さがあります。ぜひ、一冊手元に持っていてもいい価値があるかと思います。購入する際はぜひ下記のURLから購入してください。私に4%入ってくるらしいです笑

っていうね。本の広告でした。

はい、改めまして、このチャンネルでは”デザイン思考実験室”と題しまして、皆様にアイデアの作り方や思考を作る際に必要な知識をご紹介していきます。今後は事例だけではなく実際にアイデアを作るテクニックなども配信していく予定です。ぜひ、私の活動を応援してください。それではまた。

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